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新サービスは現在利用している他の金融機関の住宅ローンについて、物件の詳細や借入額、返済状況などをホームページ上で入力してもらう。銀行側は本人確認をしたうえで、電話や郵送でほぼ1週間以内に融資の可否を知らせる。正式申し込みの際は必要書類を持って支店を訪れなければならない。
企業向けの貸し出しが伸び悩むなかで、住宅ローンは銀行にとって貴重な収益源。金利の引き下げ競争も激しくなっており、利便性を向上させて顧客を囲い込もうとする動きが相次いでいる。
住宅ローンで何より一番面倒なのは必要書類を集めることですね。平日に役所に行かないと取れない書類も多いですし、時間もかかるし、何より慣れていないので1枚足りなかったり・・・。ケアレスミスで同じ役所に2回行く羽目になると本当に哀しいですね。
それでも新築物件なら業者が結構手伝ってくれますので、まだ負担が軽減されますが、借り換えの場合はそうもいきません。売買契約書や工事請負契約書の写しが求められる場合もありますが、仮に購入が10年前とか20年前なら、そういう書類がどこに行ったか分からないケースも多いと思います。それでも自分の力で集められるだけ書類を集める、というのが借り換えの場合の鉄則ですね。
もちろん、それで数十万円から数百万円の借り換えメリットができるから、歯を食いしばってでも(というと大げさかもしれませんが)我慢して準備していくわけですが、それにも関わらず、サックリ審査で否決されてしまうと、「ナンヤソレ!」と思わず突っ込まざるをえません。
審査の否決率が平均どれくらいか分かりませんが、数%じゃないですよね?ローン金額の減額も含めれば、数十%は満額回答ならず、ということではないでしょうか。
そうだとすれば、せめて必要書類を集める前に審査してよ・・・とボヤキたくなります。
そんなユーザーの不満に耳を傾けた・・・のかどうかは分かりませんが、みずほ銀行がインターネットで事前に融資の可否を教えてくれるサービスを開始しました。すばらしいサービスですね!これなら、ある程度、目処が立った上で、一番面倒な必要書類集めができます。
その上で審査に落ちるとそれはそれで哀しいですけれど。
とはいえ、ないより絶対あったほうがいいサービスだと思いますので、ぜひ他の銀行も続いてほしいものですね。
(編集部)