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2010年6月3日

<住宅新報WEB>

4月の中古マンション価格天気図 「雨」地域が減少 東京カンテイ


 東京カンテイはこのほど、2010年4月の中古マンション価格天気図をまとめた。価格の下落傾向を示す「雨」「小雨」の合計が23から22地域に減少。同じく上昇傾向を示す「晴れ」「薄日」の合計は13地域で、前月と同じだった。

 3大都市圏は前月とほぼ同じ基調。首都圏は安定上昇、近畿圏は横ばい、中部圏は岐阜県(1432万円、前月比7.8%上昇)、愛知県(1592万円、同1.6%上昇)で価格が上昇した。一方で地方圏では、福井県(1491万円、同8.1%下落)や鹿児島県(1726万円、同2.7%下落)など、築古事例が相対的に増加し、一時的に価格が下落した地域もみられる。政令市や県庁所在地は比較的小幅な動き。

 広島県(1464万円、同4.2%下落)、沖縄県(1697万円、同2.5%下落)、九州地方全般は堅調な推移が続いている。


前回のこの記事では、地価のトレンドについてご紹介しましたが、今回は中古マンション価格ですね。マンション価格については不動産経済研究所のデータを何度か取り上げたことがありますが、あちらは首都圏と近畿圏限定でした。こちらの東京カンテイのデータはどうやら全国をカバーしているようですので、なかなか面白そうです。

三大都市圏については首都圏が安定上昇、近畿圏が横ばいなのはイメージ通りですが、中部圏は上昇しているのですね。トヨタもいろいろと事件はありますが、業績としては復活基調ですし、中部圏の経済も回復基調にあるのでしょう。

一方、それ以外の地域、つまりは地方ということになりますが、福井県・鹿児島県・広島県・沖縄県と記事で取り上げられている地域はどれも前月比で下落しているようですね。福井県や鹿児島県の下落が記事の指摘するとおり「たまたま」だとしても、広島県や沖縄県はそれぞれ前月比4.2%、2.5%の下落だそうです。前年同月比ではなく、前月比ですから、なかなか大きな下落ですね。単純に12倍すると、それぞれ年間50%、30%という大幅な下落率となります。

さすがにそこまで下がることはないのでしょうけれど、地域によってはまだまだ厳しいということになるのでしょうか。しかし沖縄の場合は平均が1,697万円ですか・・・広さは70平方メートル換算のようですが、間取りや築年数によりますが・・・手ごろですね!首都圏でマンションを買うくらいなら沖縄で買いたいものですが・・・。

さて、この興味深いデータを東京カンテイのホームページでチェックすると、数字としてはこういうことになっていますね。

  

広島県や沖縄県が前月比で下落しているということですが、その隣の前年同月比で見ると、広島県が−2.4%と下落している一方で、沖縄県は+3.3%とむしろ上昇していますね。トレンドを見るのであれば前年同月比のデータの方が適切かもしれませんね。いずれにせよ年間5割とか3割下落しているような状況では全然ないですね・・・失礼しました。

こうしてみると、中古マンション価格(70平方メートル換算)が最も低いのが新潟県と和歌山県ですね。なんと962万円と957万円で1,000万円を切っています。新潟から東京などに出勤するのは不可能かもしれませんが、和歌山からなら大阪などに余裕で通えますよね。気候も比較的温暖ですし。大阪などに通勤されている方は和歌山はねらい目かもしれませんねー。

それから前年同月比で最も上昇しているのが山梨県と岐阜県ということですが、これはまぁ、サンプルデータの偏りが原因でしょう。首都圏全体では6.1%の上昇となっていて、これが一つの目安になってくるのでしょうね。そうしてみると福岡県の6.4%の上昇が目に付きます。アジアの窓口として結構、景気がいいのかもしれません。

一方で前年同月比で最も下落しているのが青森県・岩手県・山形県・新潟県ですね。産業構造を考えれば出遅れるのもやむをえないのかもしれません。

しかしこうやって眺めると、日本経済というのは決して首都圏vs地方というような簡単な図式ではなく、三大都市圏や、元気のいい地方、そうでない地方と多層的に構成されていることを実感します。

いずれにしても少なくとも「元気のいい地域」にお住まいの方は中古マンションの値段が底入れされたのは間違いなさそうですから、買い時を探ってみるのも良さそうですね。

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