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2010年8月12日

<読売オンライン>

住宅ローン「変動型」が人気


 変動型金利の住宅ローン利用者が急増している。


 日本銀行の超低金利政策を背景に当初の適用金利が年1%以下の商品も登場し、固定型金利からの移行が鮮明だ。ただ、将来、金利が上昇に転じた際には固定型と比べ負担が重くなるリスクもある。


 住宅金融支援機構の調査によると、住宅ローンの新規契約者のうち変動型金利を選ぶ人の割合は、2007年1月の9・4%から最近は5割前後に上がっている。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の大手3行では、今年に入り8〜9割が変動型を選択しているという。


 要因は、超低金利政策が続く中で、変動型のローン金利も当面は上がらないとの見方が強いことだ。09年以降は、金融機関と住宅販売業者が提携し、一定の頭金などを条件に年1%を下回る金利を適用するローンも相次いでいる。これに対し、主要銀行の固定型の住宅ローン金利は現在、期間10年で年4%前後だ。


 銀行側には、設備投資の低迷などで法人向け融資が伸び悩む中、住宅ローンなど個人向けの取引を伸ばしたいという事情がある。変動型は固定型より金利を下げやすく、「他の金融商品の販売につながるきっかけにもなる」(大手行幹部)と、当初は利ざやを抑えてでも金利を下げ、顧客を囲い込もうとしているようだ。住宅販売業者も、販売促進のため当面の返済額が少ない変動型を勧めるケースが多いという。


 さらに8月に入って、日本に加え欧米でもデフレ懸念が出ていることなどを背景に、国内外で長期金利が下がっている。そのため、「金利の先安感が強い間は、変動型の人気が続く」(大手行)とみられている。


 一方、変動型は半年ごとに金利を見直すため、景気が上向くなどして市場金利が上昇すれば、ローン金利も上がることになる。その場合、返済計画に狂いが生じる恐れもある。専門家は「変動型を選ぶ人はゆとりを持った返済計画を立てることが重要。低金利のうちに返済額を確定できる固定型に切り替えられるよう、準備もしておくべきだ」(ファイナンシャルプランナーの西原憲一さん)と助言している。


住宅ローンでは、現在、変動金利型が人気ですね。他の金利タイプと比較しても最も金利が低いわけですし、1%前後の金利なら、住宅ローン減税と組み合わせれば、実質金利が「ほぼゼロ」になる場合があるということも、変動金利に注目が集まる理由ですね。

住宅金融支援機構の調査では、最近では変動金利型のシェアが5割前後ということですが、記事では特にメガバンク3行におけるシェアは何と8割〜9割ということです。それはすごいですね!メガバンクの場合は、ほとんどの方が変動金利型の住宅ローンを選ばれていることになります。

金利が低いわけですから、人気が高いのも当然と言えますが、リスクがないかと言うとそうではありません。記事中でもファイナンシャル・プランナー氏が指摘していますが、「半年ごとに金利を見直すため、景気が上向くなどして市場金利が上昇すれば、ローン金利も上がることになる」危険性がありますね。

ではこの金利上昇リスクが実際、どれだけあるかと言うと、それはなかなか難しい質問ですね。下のグラフは長期金利の10年間の推移ですが、この10年間、ほぼ1.5%前後をウロウロしていることが分かります。



超低金利政策が始まったのは1995年くらいだと思いますので、そこから数えればかれこれ15年くらい金利は低いまま、ということになります。

もちろんそれは、その間日本が長期的な構造不況下にあったから、なのではありますが、でも景気回復局面がなかったわけではありません。2000年くらいにはITバブルがありましたし、2003年くらいから2007年くらいまでは、絶好調な世界経済の恩恵を受けて日本もかなり景気が良かったですよね。ホリエモンだったり、いわゆる「ヒルズ族」がもてはやされたのも、この時期であります。

ではその好景気の時に金利が上がったかというと、確かに他の時期よりも高いといえば高いですが、それでもMAXで1.9%とかそこらですよね。長期金利が1.9%という水準は、どう考えても「低金利」な状態ですから、日本というのは極めて金利が上がりにくい経済環境になっているわけですね。

したがって、確かに住宅ローンの変動金利タイプには、景気が上向くなどして金利が上昇するリスクはありますが、では好景気になればびっくりするほど高金利になるかと言われれば、極めてそれは想定しにくい、というのが現状です。

また仮に景気がよくなって金利が上昇するとすれば、その時は当然、賃金などの雇用条件も改善されているはずで、「まぁ、何とかなるだろう」と楽観的に考えても、それほどおかしくはないと思います。

そんなわけで、今のこの低金利のメリットを享受するために変動金利型を選ぶことは、合理的に考えても納得できます。

とは言いつつ、何があるか分からないのが経済というものですからね。日本の土地神話も数十年続きましたが、最後は崩壊しましたし、この「低金利神話」もいつかは崩壊するのかもしれません。

それならそれで金利が上昇したときに、変動→固定に切り替えるという手もあるわけですが、どうしても心配な方は、固定金利タイプと変動金利タイプをミックスすることをおすすめします。たとえば半分は変動金利タイプにして、残りの半分は20年固定などにする、という方法ですね。

これなら低金利のメリットも享受できますし、金利上昇リスクもある程度抑えられます。金利タイプ選びに迷っている方は検討してみてください。
(編集部)

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