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なお、昨年の調査でも、トップ3は三井不動産レジデンシャルのブランドが占めた。
同ランキングは、アトラクターズ・ラボが運用する分譲マンション購入者向けサイト「住まいサーフィン」上で、会員が行った累計6600件以上の物件評価をブランドごとに平均しランキング化したもの。(1)住戸設計(間取り・空間)(2)住戸環境(採光・眺望・プライバシー)(3)使い勝手(収納・家事・設備条件)(4)共用部分(共用設備・管理方式・敷地プラン)(5)周辺環境(駅や周辺環境・生活利便性)(6)総合評価(事業者・施工者・特筆点)の6項目・100点満点での採点。10物件以上のブランドに限定。民事再生や破たんした企業のブランドは除いた。
記者はあまりマンションのブランド等を気にしたことはありません。マンションのパンフレットやチラシを見るときも、まず間取り→立地→値段→設備→外観→・・・→ブランドという感じですかね。間取り(広さ)、立地、値段の3つに興味を持ったら、「その他」の情報の1つとしてブランドだったり販売業者を確認する、という程度でしょうか。
もちろんパンフレットやチラシの目立つところにブランド名は載っているのですが、それほど興味のない情報ゆえ、意味の持たない模様の1つとして情報処理され、意識の外に追い出されてしまいます。日夜、ブランディングに務めているマンション業者の方、申し訳ありません。
そんなマンションの「ブランド」ですが、上記記事によれば圧倒的にブランド力のあるものが存在するようですね。どこかといえば三井不動産レジデンシャルのブランド群で以下のような評価ランキングとなっているようです。
1位:パークシティ(三井不動産レジデンシャル)
2位:パークコート(三井不動産レジデンシャル)
3位:パークタワー(三井不動産レジデンシャル)
4位:ドレッセ(東急電鉄)
5位:プラウド(野村不動産)
プラウドは最近、記事でよく見てましたのでなんとなく覚えていますが、ドレッセとかはよく分からないですね・・・。
評価基準としては
・住戸設計(間取り・空間)
・住戸環境(採光・眺望・プライバシー)
・使い勝手(収納・家事・設備条件)
・共用部分(共用設備・管理方式・敷地プラン)
・周辺環境(駅や周辺環境・生活利便性)
・総合評価(事業者・施工者・特筆点)
ということなので、「ステータス」といったニュアンスのブランド力よりは、「物件の魅力度」と表現した方がいいランキングなのかもしれません。もちろん実際住む人からすれば、後者の方が重要ですね(ステータスもないよりはあった方がいいですが・・・)。
さて、気になるとすれば今回の「住まいサーフィン」での評価がどれくらい客観的で信頼できるのか、という点ですね。「マンションランキング」で検索すると、オリコンが調査したものが出てきました。ユーザーの満足度が高いもの、ということなので、上記ランキングとは若干趣旨が異なりますが、一番ポピュラーそうな「首都圏」のランキングでは
1位:プラウド(野村不動産)
2位:パーク・ホームズ(三井不動産レジデンシャル)
3位:Brillia(東京建物)
4位:パークハウス(三菱地所)
5位:LIONS GARDEN(大京)
となっています。どれも高そうなマンションばかりですね(笑)。値段とユーザー満足度が比例すると考えれば、納得のできる結果という気もしますが。
この2つのランキングから乱暴に結論を出すと、三井不動産と野村不動産は悪くない、ということになりそうですが、とはいえやはり同じブランドのほかの物件がどれだけよくても、自分が検討している物件が魅力的ではないと意味がないですから、あくまで参考に、ということなのでしょうね。
むしろ「評判の悪いランキング」なんてものがあると、より有用かもしれませんね。すぐに営業妨害で訴えられそうですけれど・・・。
(編集部)