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2011年2月3日

<日経新聞>

住まいに関して実践している節約術は?


 年度末まであと3カ月を切り、4月からの新生活に向けて新しい住まいを探している人も多いだろう。「日経生活モニター」に登録する読者を対象に住まいに関するアンケート調査を実施したところ、何らかの節約術を実践しているとの回答が全体の約4分の1(24.9%)を占めた。



 多かったのが住宅ローンに関する節約術で、中でも繰り上げ返済の活用が目立った。千葉県の男性会社員(61)は「会社の早期退職制度を利用してもらった割増退職金で繰り上げ返済した。25年の予定を4年で完済した結果、800万円ほど安く済んだ」。大阪府の専業主婦(45)も「家にある預金通帳からかき集めて700万円を工面して完済した。200万円程度は節約できた」と話す。中には「インターネットを通じて手続きすれば繰り上げ返済の手数料が無料になる金融機関を選んで借りている」(兵庫県の男性公務員、48)という堅実な人もいる。


 また「住宅ローンを金利負担の低いものに借り換えた」(東京都の専業主婦、42)という人もいる。愛知県のパート・アルバイトの女性(36)は「繰り上げ返済と同時に借り換えた。合計すれば500万円は得した」そうだ。


 利息の支払いを減らすための工夫をする人も多い。千葉県の男性会社員(51)は住宅ローンの借入額を減らすため、できるだけ自己資金を活用したところ「こんなに少額のローン設定は初めて、と驚かれた」そうだ。金融機関から借りずに「親から借りた」(東京都の男性会社員、44)人もいた。


 購入する際は物件の選び方にも工夫の余地があるようだ。東京都の自営業の男性(62)は「マンションを購入する際、セール期間の最終日に残っている住戸の中から選び、さらに価格交渉した」。兵庫県の男性(62)はマンションの共用部分ができるだけ少ないマンションを購入した。「共用部分が豪華だと、その分、各戸の負担が大きくなる」からだそうだ。希望する立地条件の新築マンションがなかったことがかえって奏功したのは、兵庫県の男性会社員(54)。発売から10年超たった中古マンションを購入したが「適正価格(と思う水準)まで値下がりしていた。多少のリフォーム代はかかったが、節水型トイレなどの省エネ設備を導入したら、以前住んでいたマンションよりも電気やガス、水道代が3分の2程度になった」という。


 住宅購入に関する自治体の補助を活用する手もある。新潟県の女性(42)は「工事代金の一部を自治体に助成してもらえる住宅リフォーム補助制度を利用するため、自宅のバリアフリー改築の予定を前倒しした」。自治体の中には住宅ローンの利子の一部を負担する「住宅ローンの利子補給制度」を設けるところもある。神奈川県の男性公務員(35)は「住まいを決める際、住宅ローン利子補給制度があるかどうかを基準に選んだ」そうだ。


 戸建て住宅でもマンションでも、意外とかかるのが維持管理費用。業者に頼まずできるだけ自分たちで補修することで、節約する手がある。広島県の男性(75)は「業者に頼むと50万〜80万円はかかる屋根の塗装を自分でしたら、塗料代1万円以下で済んだ」。長野県の男性(70)も「見積もりで約5万円と言われた出窓のペンキ塗りを自分でしたら、約1500円の材料代だけで済んだ」。マンションの資産価値を維持するために管理組合の活動に積極的に関わるようになった千葉県の男性(60)は「駐車場料金の見直しなどで組合の会計が大きく改善した」と言う。


 購入時期をできるだけ先送りすることで、維持費用を節約する人もいる。茨城県の男性(63)は「老朽化して建て替えたりリフォームしたりせずに済むよう、定年退職の5年前に戸建て住宅を購入した」。ちなみに住宅ローンは利用せず、現金で購入したという。


人生の中で最も大きなコストといえば住居関連の費用であるのは間違いないところですね。先日取り上げた記事でも75歳までに6,000万円+αかかると指摘されておりました。子ども1人あたりの養育費が1,000万円といわれておりますから、それと比べてもやはり家は相当コストがかかりますね。

今回取り上げた記事ではそんな何かとオカネがかかる住居関連のコストに関して、「日経生活モニター」に登録している読者を対象に、どういった節約術を実施しているかアンケートをしたものです。これから家を購入しようとしている人も、すでに家を持っている方にも参考になりそうな意見がありますね。

回答を羅列しているので少し読みにくいですが、まとめるとこういった趣旨の意見があったようです。

・住宅ローンの繰上げ返済
・住宅ローンの借り換え
・住宅ローンの代わりに自己資金を活用
・新築マンションの値下げ交渉
・中古マンションの購入
・住宅購入に関する自治体の補助の活用
・住宅の維持管理を自分で

常識に近いものもあれば、なるほど!と思えるものもありますね。

住宅ローンの繰上げ返済や借り換えは「常識」に近い節約術だと思いますが、気になるのはでは一体どれくらい節約できるものなのか、ということですね。記事では

・住宅ローンの繰上げ返済によるメリットは200万円〜800万円
・住宅ローンの借り換えによるメリットは500万円

というケースが紹介されています。これは大きいですね!800万円ともなると、仮に毎月がんばって3万円節約しても22年以上かかります。パパのお小遣いが3万円なら22年分です。これだけ節約できるなら、やはり繰り上げ返済は積極的に活用すべきですね。もちろん借り換えも然りです。

それ以外に記者が個人的に気になったのは「親ローンの活用」ですね。コメントされているのは44歳会社員の方ですが、親は70歳前後ということでしょうか?確かに親世代が預金でほとんど利息がもらえないのに、子ども世代では2〜3%の住宅ローン金利を払い続けるというのは非効率ですね。親子だとかえって面倒なことも多いのかもしれませんが、お互いキチンと管理できるのであれば親の資金を利用するのは悪くないことだと思います。

また記者は不勉強ですが、自治体で住宅購入の補助があるのであれば、ぜひ活用すべきでしょうね。

そして「住宅の維持管理を自分でやる」というのがいいですね。維持管理の最大のコストはもちろん人件費ですから、自分でできるならそれに越したことはありません。文化や風土の違いもあると思いますが、アメリカの場合はキレイに維持管理すると中古住宅の値段が購入時から上がることが多いので、みんなペンキなどは自分でやるようですね。特に戸建てにお住まいの方は検討されてもいいかもしれません。

とは言いつつ、全体を見れば住宅に関して何らかの節約をしている人はたった1/4ですか・・・。繰り返しになりますが、住居関連の費用は人生最大のコストですから、ここはやはり意識をして節約すべきポイントだと思います。数百万円も節約できるコストはそうそうないはずです。
(編集部)

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