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住宅関連ニュース

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2011年6月30日

<日経住宅サーチ>

家を買った1700人の価格・ローン・頭金レポート




Q1:どんな住宅を購入した?
マンション派よりも一戸建て派のほうがやや多いが、新築マンションを購入した人が最多

物件種別



購入した住宅は、新築マンションが30.8%と最多で、次いで建売住宅が25.4%という結果に。また中古マンションは16.5%、中古一戸建ては11.0%で、中古の物件を選ぶ人は3割未満。7割以上の人が新築の物件を選んでいることが分かった。ほかの年収層と比較してみると、中古物件の割合は、年収に反比例して少なくなっているのが分かる。一方、マンション派と一戸建て派で比較すると、一戸建て派のほうがやや多い。年収400万円未満の層では注文住宅を購入した人が9.5%だったが、年収400万円〜600万円未満では16.2%へ大きく増えているのも特徴。

Q2:物件の面積は?
60m2〜80m2未満が最多で、次に80m2〜100m2未満。
年収400万円以上で100m2以上の物件も狙いやすくなる

物件の面積



物件の面積は、60m2〜80m2未満が31.1%と最多。次に80m2〜100m2未満の23.5%となっている。年収400万円未満の層と大きく差が出るのは、60m2未満と100〜120m2未満の物件。60m2未満は年収400万円未満が34.4%だったが、年収400万円〜600万円未満では19.0%と減少し、60m2未満の物件を購入した人は、年収と反比例して低くなる傾向に。また、100m2〜120m2未満は年収400万円未満が8.8%だったのに対し、年収400万円〜600万円未満では16.0%と大きく増加している。年収400万円以上だと100m2以上の物件も狙いやすくなるよう。

Q3:購入した物件の価格は?
3000万円〜4000万円未満が最多で、3000万円〜5000万円未満を合わせると7割以上

購入価格



最多価格は、3000万円〜4000万円未満で39.6%。次に4000万円〜5000万円未満が34.6%で、合わせると、3000万円〜5000万円未満の人が7割以上という結果に。ほかの年収層と比較すると、物件価格が3000万円〜4000万円未満、4000万円〜5000万円未満の割合は、いずれも年収400万円〜600万円未満で最も高いのも特徴。また、年収400万円未満では、物件価格が2000万円〜3000万円未満の割合が26.8%だったが、年収400万円〜600万円万円未満では12.9%へ減少。低価格の物件を購入する割合は、年収が高くなるごとに減っていくのが分かる。

Q4:用意できた頭金の額と、貯めた方法は?
200万円未満が最多で、頭金なしの人も17.3%と高め。頭金は親からの援助&貯金で捻出

頭金



頭金は200万円未満が21.4%、200万円〜500万円未満が21.2%という結果に。0円(頭金なし)の人も17.3%いることが判明し、頭金は500万円未満という人が6割近くを占めている。頭金が800万円以上の割合は、年収とともに高くなる傾向にあるが、年収400万円未満の層と年収400万円〜600万円未満の差はあまりない。また、頭金を貯めた方法は、親から援助という人が最も多い。さらにほかの年収層と比べて、貯金で貯めた人が多いのも特徴。年収400万円〜600万円未満の人は、コツコツと堅実に頭金を貯めた人が多いよう。

Q5:月々の返済額は?
5万円〜10万円未満という人が7割以上と大半。
着実な金額でコツコツと返済を行う、堅実な姿勢がうかがえる

月々の返済額



毎月の返済額は5万円〜10万円未満という人が75.8%で最多。ほかの年収層と比較しても最も高い割合で、家賃並みの金額で返済している人が多いのが分かる。次に10万円〜15万円未満の人が14.7%で、この割合は年収に比例して高くなっている。一方、返済額が5万円未満の人は、年収400万円未満の層は21.7%だったのに対し、年収400万円〜600万円未満の層は7.9%と大きく減少しているのも特徴。返済額が15万円以上の人は1.6%で、ほかの年収層と比較すると最も低い。頭金の貯め方同様に、着実な金額でコツコツと返済を行う、堅実な姿勢が感じられる。

Q6:ローンの借入総額は?
2000万円〜3000万円未満が半数近くで最多。
3000万円〜4000万円未満の割合も増加している

ローン借入総額



ローンの借入総額は2000万円〜3000万円未満が最多で、半数近くの45.2%を占めている。ほかの年収層と比較しても、年収400万円〜600万円未満の層が最も高い割合である。次に借入総額が1000万円〜2000万円未満が20.6%、3000万円〜4000万円未満が17.8%という結果に。年収400万円未満の層では、借入総額が3000万円〜4000万円未満の割合が8.4%だったため、年収400万円〜600万円未満になると、大きく増加しているのも特徴。一方、ローンを組んでいない人も8.2%存在しており、親からの援助や貯金によって即金で購入できたよう。

Q7:みんなの満足度は?



満足度は81.2点で、かなり満足できている人が多いのが分かる。年収400万円未満の層と比べると、一戸建てを購入している比率が高いので、庭ができたことや、隣や上下の部屋への気遣いが不要であることに喜びを感じている声も目立つ。また年収400万円〜600万円未満の層は、無理のない返済額を設定している人が多く、家を購入しても、家計が苦しくなることはないよう。不動産という財産ができたことへ満足している声も目立った。

購入者に質問!どんな点が買ってよかった?

・賃貸マンションと違って、隣や上下の部屋への気遣いがなくなって、子どもも走りまわれるし、自分自身もストレスがなくなった。(35歳/女性/子ども小さめファミリー)
・家賃と同じぐらいの返済額なので毎月の暮らしも苦ではない。(40歳/女性/子ども小さめファミリー)
・庭をもててガーデニングができるようになり、楽しい時間というか、趣味の時間が増えた。(39歳/男性/共働き夫婦)

まとめ

一戸建てを購入している人が多く、物件価格は3000万円〜5000万円未満。頭金は貯金で捻出し、毎月の返済額は家賃並み。そんな堅実な住宅購入を行っているのが年収400万円〜600万円未満の層と言える。年収400万円未満の層と比較すると、注文住宅や100m2以上の物件を購入する人も増えているため、年収400万円以上になると、住宅選びの選択肢が広がるのが分かる。住宅を購入したことで、ガーデニングなど生活を楽しめるようになった人も多い。

<編集部からのコメント>

マイホームの購入や住宅ローンの借入にあたって、やっぱり周りがどれくらいの物件を購入しているのか、いくらくらい住宅ローンを借りているのか、というのは興味がわくところです。上記記事ではアンケートに基づき、そのあたりの情報を統計的に集計していてとても分かりやすいですね。

上記記事は年収400万円以上600万円未満の方の回答結果をまとめたものですが、それ以外にも
年収400万円未満
年収600万円以上800万円未満
年収800万円以上
の場合の集計結果も公表されています。気になった方はチェックしてみてください。

さて個別の集計結果を見てみると、新築vs中古の比率は7:3となっています。やはりみなさん、新築が好きなのですね・・・。記者は中古でもいいと思いますが、その場合でも徹底的なリノベーションをしたいので、「新築願望」に近いといえば近いかもしれません。

物件の面積は60平方メートル以上が約8割になっており、さすがに持ち家だけありますね・・・。80平方メートル以上も約半分で、家族で住むのに十分な広さです。

気になる購入の物件価格は3,000万円〜4,000万円が約4割、4,000万円〜5,000万円が約3割ということで圧倒的にこの価格帯に集中しておりますね。仮に平均が4,000万円で、年収の平均が500万円とすると「年収の8倍」ですか・・・教科書的にはちょっと背伸びした金額ということになるのですかね?

一方の借入額は2000万円〜3000万円が約5割と突出しております。1000万円〜4000万円に広げればほぼ8割となりますね。ざっくり全体の住宅ローンの平均が2,500万円とすると、「年収の5倍」ということになります。やや高めかもしれませんが、しかし常識的な範囲だと思います。

とすると、頭金はざっくり購入価格:4,000万円−住宅ローン:2,500万円=1,500万円ということになりますが、そんなに頭金ってためられるものなんですかね!?実際に頭金に関する設問では1,500万円以上はわずか1割で、500万円未満が全体の6割、200万円未満でも4割と、実態としては残念ながら多くの方は十分な頭金を用意していないことがわかります。

どこか計算間違いをしているようです・・・平均像は

・購入価格:3,300万円=頭金:300万円+住宅ローン:3,000万円

というような感じですかねぇ。これだと平均年収が500万円とすると、物件は「年収の6.6倍」、住宅ローンは「年収の6倍」ということになります。いずれもちょっと高いですね。特に住宅ローンが年収の6倍というのは専門家から言わせれば「無理しすぎ」と怒られそうであります・・・。

ただ一方で毎月の返済額は月5万〜10万円が約8割と結構健全であります。これなら賃貸とそれほど変わらない金額と言えそうですね。全般的に「適切」なのか「無理している」のかちょっと分からなくなってきましたが(苦笑)、少なくとも毎月の返済額は無理のないレベルに設定されていそうです。この点はぜひ参考になさってください。

最後にもっとも気になるのは購入者の満足度ですが「81.2点」ということで、満足度は結構高そうですね!やはりマイホームは生活の満足度を高めてくれるのですね。これは勇気付けられる数字と言えそうです。

ちなみにこの数字は年収によって劇的に増減するというものでもなさそうです。どの年収クラスも概ね満足度は80点前後で、こちらの年収400万〜600万円の方々の満足度は、年収600万〜800万の方々の満足度より若干高くなっています。住めば都、ということもあるのかもしれませんが、物件の値段やグレードにそれほど強くこだわる必要はないのかもしれません。これも参考になりますね!

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