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[12月の住宅ローン金利予想]
10年固定金利、フラット35はさらに下落へ
ソニー銀行は変動金利を大幅に引き下げ

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2012年11月20日

長期金利は0.735%に低下


■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)



<編集部からのコメント>

先月の当欄では、「10月というのは不動産市場や住宅ローン市場がやや落ち着く時期なのですかね?当サイトへの訪問者数も8月や9月に比べると少し落ち着いている感じがします。」と書きました。

たまたまだったのかな?と思ったりもしましたが、最近、発表されている10月の住宅やマンションの販売戸数を見てみると、特に首都圏の高額物件の販売がスローダウンし、全体的にもやはり減少したようですね。やはりここ最近、不動産市場はやや低調だったようです。

これには「景気低迷の影響が出始めた」と解説されていますが果たしてそうでしょうか?個人が景気の浮き沈みを敏感に感じ取って、住宅取得の意向を変化させるというのはちょっと違和感があります。

記者は、全くの推論ですが、住宅ローン減税の住宅ローン上限額が制度上、来年は3,000万円から2,000万円に引き下げられることも影響しているのではないかと思います。多くの方の住宅ローン借入額が2,000万円前後とはいえ、3,000万円前後借りる人も一定層いらっしゃるわけで、そうした方は今年買ってしまった方が得ですね。

ただ住宅ローン減税を受けるためには購入するだけでなく入居する必要があり、そうした住宅ローン借入額が2,000万円を大きく超える高額物件の駆け込み需要が9月ごろまでに一巡したのでは、という読みです。特に根拠があるわけではないのですけれど。

この推測が正しいのだとすると今後しばらくは高額物件の売買が低調となる可能性がありますが、一方で、今月は当サイトへの訪問者数が徐々に増え始めておりまして、何となく不動産市場や住宅ローン市場が再度盛り上がり始めた気がしています。

もちろん12月のボーナス時期や、来年3月の期末というのは住宅取り引きが最も盛り上がる時期でありますので、タイミング的にもそろそろユーザーの方々の住宅ローンに対する関心が高まってもおかしくないわけですが、それに加えて消費税増税など、住宅取得者の潜在ニーズを喚起する状況が出来上がりつつあるのもその理由の1つかもしれませんね。

加えて多くの方の住宅ローン借入額は上記の通り2,000万円前後ですので、そうしたボリュームゾーンの売買については来年末まで引き続き活発であることが予想されます。そう考えるとやはりこれから不動産市場も住宅ローン市場もそれなりに熱を帯びてきそうですがいかがでしょうか?

さてそうした状況下で気になるのが住宅ローン金利の今後の動向ですが、住宅ローン金利の基準となる、10年もの長期国債の金利=いわゆる長期金利がどういった推移かと言うと、上記グラフにある通り、足元では0.73%前後と引き続き低水準を維持しています。

金融緩和による金利低下圧力に加え、次の首相となることが予想される安倍・自民党総裁は更なる大胆な金融緩和について繰り返しコメントしています。そうしたこともあり、更なる金利の低下を期待させる状況となっていますね。

住宅ローンを検討されている方には絶好のタイミングとなっているのは間違いなさそうです。

ちなみに過去10年間の長期金利の推移をチェックしておくと以下の通りです。



今が2003年に次ぐ歴史的な低金利にあることがよくわかりますね。

一方で。

2003年は長期金利が0.5%近い水準まで下がったのち、その後、1.5%近くまで跳ね上がっておりますね。当時、世界経済の見通しが大きく好転したことや、小泉政権への期待、りそな銀行への公的資金注入による金融不安の大幅な後退などが要因と思われますが、仮に「好景気の前が最も金利が低い」のだとすると、脅かすわけではありませんが、これから金利が上昇する可能性はゼロではありません。

焦る必要は全くありませんし、上昇するといってもたかが1%程度なわけですが、されど1%ともいえます。これからは金利が下がれば下がるほど、どこかでエイヤっと住宅ローンの利用を決断することが重要になってくるかもしれませんね。

ここでいつものように、早めに来月の金利を発表しているソニー銀行の住宅ローン金利を、11月と12月で比較するとこういうことですね。

ソニー銀行住宅ローン金利

・変動金利 : 0.872% → 0.842% (▲0.030%低下)
・10年固定 : 1.623% → 1.564% (▲0.059%低下)
・20年固定 : 2.311% → 2.329% (+0.018%上昇)
・30年固定 : 2.440% → 2.471% (+0.031%上昇)

今月に引き続き、とても興味深い動きとなっています。

つまり、上記の通り長期金利は低下傾向にあり、それに伴い10年固定金利が低下する一方で、20年固定金利や30年固定金利が上昇しているのですね!期間20年以上の超長期国債の金利が上昇しているというニュースを最近、よく見ますが、政治だけでなく金利の世界も「20年以上」と「10年以下」とで「ねじれ」が起きているようです。

その理由は定かではありませんが、金融緩和を進めれば進めるほど、長期的なリスクが増加しているということになるのでしょうか?長期固定金利での利用を検討されている方にとっては気になる動きと言えるのかもしれません。

ただし代表的な長期固定金利タイプの住宅ローンであるフラット35は、10年もの金利に連動しています。ということはこの傾向が続く限り、12月のフラット35の金利はやや低下しそうですね。

しかしなんと言っても注目はソニー銀行が変動金利を0.03%引き下げてきたことですね!表面金利だけを見れば住信SBIネット銀行を下回り、主要銀行の変動金利タイプの中では最低金利となる見込みです。

では住宅ローン変動金利タイプの基礎となる短期金利が下がっているかと言うとそうではありません。これはつまり、ソニー銀行がただでさえ低い金利をさらにディスカウントしてきたということですね。すばらしいことです!

他の銀行が追随するかどうかはわかりませんが、上記のとおり住宅ローン市場が盛り上がりつつある中でのこうした積極的な金利は住宅ローン利用者にとってはありがたいことですね。

12月の住宅ローン金利がどうなるのか、今から楽しみです。

皆さまが満足の行く住宅ローンに出逢えることを祈っております!

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