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[今月の住宅ローン金利動向]
5月の住宅ローン金利 全般的に上昇も今後は低下へ

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2013年5月2日

新建ハウジング

13年5月のフラット35金利、引き続き低水準




※抜粋

<編集部からのコメント>

5月となりました。先月のこの時期にも書きましたが、不動産取引のピークは2月〜3月でして、4月の住宅ローン市場は繁忙期が終わったあとの小休止になるかと思っていましたが・・・意外に盛り上がった感があります。

当サイトの訪問者の数も2月ほどではないにせよ、結構な高水準で推移しました。特にトラフィックが爆発したのが4月上旬です。それはなぜかと言うと・・・新しく日銀総裁となった黒田氏が、追加的な金融緩和策を発表したのですね。

大胆な金融緩和を訴える安倍自民党への政権交替の可能性が高まるにつれ、市場金利は歩調を合わせるように徐々に低下していきました。そしてそのクライマックスが上記の通り、4月上旬の新しい金融緩和策の発表だったわけですが、その中身はと言うと、2年で2倍の資金を投下し、2%のインフレに持っていく、というまさに「異次元の金融緩和」と言えるものでした。

この新たな金融緩和は市場の予想をも大きく上回るものでしたので、当然、金利は大きく下がり、住宅ローン金利も下がることが期待されました。実際、住宅ローンのさらなる低下を占う報道も多かったのではないですかね?

そんなわけで否が応でも住宅ローン金利への関心が高まった4月上旬だったのではないかと思いますが、では具体的に足元の、住宅ローン金利と関係の深い長期金利の水準がどうなっているかと言うとこのようになっています。

■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)



上記グラフの推移をご覧いただければ分かるとおり、実はその金融緩和策発表を境にむしろ長期金利は上昇したのですね!

4月のこの時期は0.555%で、足元では0.560%ということなので、確かにわずかに上昇しています。想定外の規模の金融緩和でむしろ金利が上昇してしまう、というのもある意味、想定外ですが、そのように市場が混乱するほど、この金融緩和の衝撃が大きかった、ということですね。

ただし、さすがに「金融緩和によって金利が上昇する」というのはアベコベですので、市場の混乱が落ち着くにつれ、やはり金利は下がってくるものと思います。実際、長期金利も、金融緩和策発表直後は0.6%台まで上昇したものが、足元では0.5%台半ばということで、低下しつつありますね。

このまま市場金利も住宅ローン金利も徐々に低下してくれることを期待したいと思います。

[2013年5月の住宅ローン金利]

ここで5月の住宅ローン金利をチェックすると、期間10年〜30年などの固定金利を中心に全般的に住宅ローン金利が上がる、という結果になりました。

>>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

フラット住宅ローンも上記記事にある通り、フラット20の金利が概ね+0.05%、フラット35の金利が概ね+0.01%と4月に比べ少し上昇しています。

>>>最新のフラット35の金利はこちら(楽天銀行)

では一般的な住宅ローンはと言うと、いつものように当サイトで人気の住信SBIネット銀行と、日本最大のメガバンクである三菱UFJ銀行の、4月と5月の住宅ローン金利を比較するとこのようになっています。

住信SBIネット銀行

 ・変動金利  : 0.865% → 0.865%
 ・5年固定  : 0.710% → 0.710%
 ・10年固定 : 1.180% → 1.180%
 ・20年固定 : 1.940% → 1.940%
 ・30年固定 : 2.070% → 2.070%

 >>>最新の金利はこちら

三菱UFJ銀行(実質金利)

 ・変動金利  : 1.275% → 1.275%
 ・10年固定 : 1.550% → 1.600% (+0.05%)
 ・20年固定 : 3.550% → 3.650% (+0.10%)
 ・30年固定 : 2.600% → 2.670% (+0.07%)

 >>>最新の金利はこちら

まず後者の三菱UFJ銀行の5月の住宅ローン金利をチェックしてみると、変動金利タイプを除き、固定金利タイプは4月と比べ、+0.05%〜+0.10%上昇しているのが分かります。これはやはり、4月の市場金利の上昇を反映させたものですね。

実際のところ、上記の通り、他のメガバンクを始め、ほとんどの銀行が5月の住宅ローン金利を引き上げています。市場金利の上昇は各銀行の住宅ローン金利に幅広く影響したわけですね。

一方で前者の住信SBIネット銀行はどの期間も4月と比べ住宅ローン金利を据え置いています。これはやはり戦略的なものなのでしょう。周りの住宅ローン金利が上昇する中では「実質的な利下げ」とも言えそうです。

住宅ローン金利が上昇する時ほど、こうしたより有利な住宅ローンが出てきますので注意しておきたいものですね。

ちなみに当サイトで一番人気の新生銀行の5月の住宅ローン金利は以下の通りです。

新生銀行

 ・変動金利  : 0.980% → 0.980%
 ・10年固定 : 1.500% → 1.600% (+0.10%)
 ・20年固定 : 2.300% → 2.100% (▲0.20%)
 ・30年固定 : 2.600% → 2.500% (▲0.10%)

 >>>最新の金利はこちら

新生銀行の場合、10年固定金利は他の銀行と同様に少し上昇したのに対し、20年固定金利や30年固定金利はむしろ引き下げてきたのですね!市場金利はもちろん上昇しているはずですから、やはりこちらも住信SBIネット銀行と同様に、「戦略的な金利引下げ」と言えそうです。

なお、新生銀行は、金利だけでなく、万が一の時の保障や返済停止機能を組み合わせた「安心パック」を付加するなど、金利競争以外のサービス拡充にも注力していますね。住宅ローンを検討される際にはそうした付加価値についても合わせて比較検討されてはいかがでしょうか。

[今後の住宅ローン金利の動向]

気になるのが今後の住宅ローン金利の動向ですが、上記の通り「異次元の金融緩和策」が発表されたばかりであり、当面は市場金利に強い低下圧力がかかります。一時的な混乱が終息すれば、市場金利も住宅ローン金利も徐々に低下していくのではないでしょうか。

そうしたわけで、住宅ローン金利がすぐに大きく上昇するということはなさそうです。

一方、毎回ご案内しているように長期金利の2000年からの推移を振り返ってみると「別の懸念」も出てきます。

■長期金利グラフ(グラフ期間:10年)



上記の通り、前回の景気回復が始まった2003年には、長期金利は0.435%の最低金利をつけた後に急速に上昇し、1.5%前後にまで、実に1%近く上がったことが分かります。

仮に今後、景気回復が順調に進むのであれば、金利についても同じ様に+1.0%程度上昇する可能性がある、ということですね。

今のところ、慌てたり、焦ったりする必要は全くありませんが、住宅ローンをご検討の方はそうした金利上昇リスクを頭の片隅に入れてご検討を進めていただければと思います。

[今月の住宅ローン金利レンジ]

最後に、今月の具体的な住宅ローン金利のレンジをチェックするとこのようになっています。

■2013年5月の住宅ローン金利状況(実質金利)

 ・変動金利 :0.865%〜2.675%
 ・10年固定:1.180%〜3.80%
 ・20年固定:1.940%〜3.65%

 
>>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

やはり先月の金利と比較すると今月は、10年固定金利も20年固定金利もどちらも上昇していますね。参考になさってください。

今月、最も金利の低い住宅ローンはどこ? 最新の住宅ローン金利比較はこちら

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