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今、住宅の「買い時」度は何%?

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2013年5月28日

新築オウチーノ

「販売の現場」の動向で見えた!?勢いを増す住宅“買い時”の潮流




※抜粋

<編集部からのコメント>

今まで何度もご案内しているように、住宅購入を検討されている方の「購入意向」「買い時感」はかつてなく高まっているものと思います。

そもそも人口構成としては最後の「コブ」である団塊ジュニアがアラフォーとなり、マイホーム適齢期としては最終段階を迎えていることに加え、折からの住宅ローン金利の低下や、消費税の増税、景気回復期待、地価・物価上昇懸念など、住宅購入を後押しする材料は山のようにあります。

住宅購入をそこまで真剣に考えていない人でも、マイホームを意識させられる機会は多そうですね。

そうした「後押し材料」の中で気になる動きといえば、最近の住宅ローン金利の上昇傾向です。5月の住宅ローン金利は相応に上昇しましたが、6月の住宅ローン金利はさらに上昇するのが確実な状況です。こうした傾向が続けば、住宅取得を検討されている方のマイホーム購入機運は・・・やはり高まるのでしょうね。

もちろん、住宅ローン金利が一定ラインを超えてくればどこかで需要が減退するものと思いますが、足元の金利水準も、住宅ローン金利の水準も、多少上昇したとは言え、冷静に考えればまだまだ超低金利と言える状態です。

かつ、住宅ローン金利が上昇したと言ってもそれは期間10年以上の「固定金利タイプ」のみの話であって、日銀が実質的にベース金利をコントロールしている「変動金利タイプ」については、恐らく1年や2年といった期間、今の低金利が続くのはほぼ間違いないと思います。

とすると、もうしばらくいろいろな意味で「買い時感」が高水準で推移し、不動産市場は活況を呈するものと思われます。実際、マンションデベロッパーや住宅業界では、好決算や、好決算予想が相次いでいます。これらはやはり、マイホームニーズの高まりを如実に表していますね。

では実際に住宅購入検討者の「買い時感」がどうかと言うと、1月までのデータはこちらで御確認いただけます。

>>>住宅の「買い時感」が大きく上昇 その理由は?

その後、上記の通り景気回復期待や住宅ローン金利の先高観がさらに高まっているわけで、足元の住宅購入検討者の買い時感がどうなっているのか、気になるところですね。

まず上記記事で取り上げたオウチーノの調査は、2013年5月実施ということですので最新データですね。「いま、住宅は買い時だと思いますか?」という問いに対して約7割の人が「思う」と答え、「思わない」と答えた人を大きく引き離しています。

これだけを見れば、絶対数としては「買い時」と感じている人が多数派であるのは分かりますが、とは言いつつ「新築オウチーノのメール会員」が母集団ということで、そもそも住宅購入意向が極めて強い人の回答という点を踏まえれば、回答がかなり偏っているのは間違いありません。

逆にそれだけマイホームに関心がある人たちの回答であるにも関わらず3割が「買い時ではない」と答えている点も気になるところです。もしかすると、過熱傾向が見せ始めている住宅市場を前に「すでに買い時は終わった」と、一般消費者より一歩先行く感覚をお持ちの方の回答も含まれているのかもしれませんが。

残念ながらこの調査は定期的に行っているものでもないようですので、上記コラムでもご紹介した長谷工アーベストの「お客さま意識調査」の4月時点のデータから、ユーザーの意識の変化を確認してみたいと思います。

まず今後のマンション価格動向については、「徐々に上昇すると思う」と答えた人が大幅に増えたことにより、指数は+31と大きく上昇していますね。



これにより、住宅購入検討者の「地価・物価上昇懸念」の高まりは裏付けられることになります。確実に上昇すると思うなら、上昇する前に購入した方がいいと考えるのは当然ですね。

次に気になる「住宅の買い時感」ですが、このようになっています。「買い時だと思う」人がさらに増えたことにより、指数は+16と、リーマンショック前の水準をすでに上回っています。



そんなわけで、住宅の「買い時感」は、1月の+11から+16へ増加しており、住宅購入検討者の買い意欲が増している現状もまた、裏付けられたことになります。

5月、そして6月とこうした意向がさらに強まるのは間違いなさそうですね。

ちなみに今が「買い時」だと思う理由としては下記の通りとなっています。



ハイライトされているように、1月の前回調査と比較して大きく上昇しているのが「今後は、価格が上がると思うから」というもので、何と12%もアップしています。ここ数ヶ月で、地価・物価の上昇懸念が大きく高まっているということですね。このまま行けばそのうち首位に踊り出るかもしれません。

一方、今回も首位を堅持した「現在は金利が低水準だから」という回答ですが、こちらは67%まで下がっています。となるとその反対の「今後は金利が上がると思うから」が上昇しているかと言うとそうでもなく、39%と、1月よりわずかに低下しています。

4月といえば異次元の金融緩和策が発表された頃で、一時的に金利先高観が後退したのかもしれませんね。恐らく今、同じ調査をすればこの「今後は金利が上がると思うから」という回答はもっと増えているのではないかと思います。

いずれにしても、今まで住宅の「買い時感」を引張ってきた「住宅ローン金利が低いから」と言う理由が、「これから不動産価格が上昇しそうだから」という理由に変わりつつあるのは大きな潮流の変化ですね。

参考になさってください。

さて。

ここまで、住宅購入検討者の高まる購入意欲について浮き彫りにしてきたわけですが、ではこれを持って記者が、「まわりのみんなは先を走っている!遅れるな!急げ!」と言いたいかと言うと残念ながら(?)そうではありません。

記者自身がこうした過熱感から一歩引きたいという志向の持ち主であるという点は否めませんが、それを割り引いても、そもそも不動産価格の上で恐らく最も「買い時」だったのは、リーマンショック直後や、東日本大震災直後だったのではないかと思いますが、そのときの「買い時感」はむしろ大きく下がっているのですね。

この「買い時感」と「買い時」は一文字違いで大違い、と言えます。記者自身もここ10年で最も買い時だと感じたのは紛れもなく、リーマンショックと震災の後でした。残念ながら無い袖は振れませんでしたが・・・。

加えて、それ以上にもっと大切なことは、「買い時」というのは本来は、住宅ローン金利や地価動向、税制優遇などの外部環境に大きく影響されるべきものではない、ということですね。

ライフステージの変化により、「買い時」は家族に自然に訪れるものだと思いますし、逆に「買い時」が訪れないなら、それはそれで構わないと思います。

加えていくら「買い時」が来ても、理想のマイホームに出遭わなければ、これまた焦って購入する必要はないと思います。

外部環境の違いによって得られる経済的な損得は恐らく数十万円から数百万円のレベルではないかと思いますが、仮に妥協した家に決めたことが災いし、後に住み替えることになればそうした損得を吹き飛ばす出費を強いられるのは間違いないのではないでしょうか?

住宅購入の大前提は、一生住みたいと思えるマイホームに出遭えるかどうかですね。もちろん住宅市場が活況の時の方がそうした家に出遭える可能性が高いといえるのかもしれませんが・・・。

いずれにしても今、マイホーム購入を検討されている方は、焦らず、じっくり、冷静に検討を進めていただければと思います。

みなさんが「最高の我が家」を手にすることを祈っております。

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