最新の
今、最も人気の住宅ローンをご紹介します。
※当サイトには広告リンクが含まれています。

■トップページ > 住宅関連ニュース > 詳細記事

今月、最も金利の低い住宅ローンはどこ? 最新の住宅ローン金利比較はこちら

住宅ローン お役立ちコンテンツ

住宅ローン関連ニュース:
住宅ローン、「リスクの全くないボーナス併用払い」とは?

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2014年5月1日

Yahooニュース

住宅ローン、「ボーナス払いは危険」のウソと、35年返済の意外なリスク




※抜粋

<編集部からのコメント>

住宅ローンの返済方法について「ボーナス併用払いは危険」という認識が一般的になりつつありますね。ボーナスの支給額が会社の業績に連動する傾向にある今、住宅ローンの返済をボーナスにあまりに頼ってしまうと仮に会社の業績が悪化してしまった場合に、途端に住宅ローン返済にも支障をきたす恐れがある、というわけです。

高度成長期ならまだしも、バブルが崩壊し、構造的な円高・デフレ傾向が続く現状では会社の業績は簡単に赤字になりますし、仮に会社が傾くような事態となればボーナスがゼロとなる可能性すらありますね。

またいくら経済が堅調でも、東日本大震災後の各地の電力会社のように突発的な理由で赤字に陥ることすらあります。電力債といえば国債に次ぐ信用力があったわけですが・・・リスクというのはある日突然、顕在化するものですね。

実際、そのようにボーナスが急減した会社では、社員が住宅ローン返済に困らないように社内ローンで支援するというケースもあるようです。ただそうした支援に期待するのは健康的ではありませんし、仮にそうした支援があってもローン残高がその分、減るわけではありませんからね。やはり、ボーナスがゼロになっても困らないような返済計画を立てておくのは重要なポイントですね。

そうしたわけで記者も「ボーナス併用払いは危険」 という考え方に大いに賛同するわけですが、一方、上記でご紹介した記事ではそうした考え方に異を唱えています。

その理由としては、ボーナス払いを利用すると返済額が大きく削減されるというその効果にもっと着目すべし、ということですね。

そう言われてみるとそうか・・・とも思えるわけですが、ボーナス払い併用の効果については以下のように試算しています。

・2000万円×2%×35年のケース : 月々の返済額約6万7千円+ボーナス払い約4万4千円 = 約120万円の利息削減

・3000万円×2%×35年のケース : 月々の返済額約10万円+ボーナス払い約6万7千円 = 約181万円の利息削減

わずか・・・と言ってはなんですが、ボーナス時にそれぞれ+4万4千円もしくは+6万7千円追加するだけで、支払い利息が大きく削減できる、ということですね。

毎月の支払額がそれぞれ6万7千円と10万円ですから、ボーナス時にこれくらい増えても大丈夫なくらいのボーナス支給は十分期待できるという場合が多いのではないでしょうか。

またこれくらいの負担であれば、仮になんらかの理由でボーナスがゼロとなっても何とか返済していけそうな気もします。

実際、このようにボーナス払いの金額をできるだけ下げておくのがミソのようで、コラムの筆者の方は「月々の返済額よりも、ボーナス時の返済額を低めに設定するように促している」とし、「私が勧めるボーナス併用払いは、借入額の1割をボーナス返済に回す方法」とのことです。

利用者の不安感・負担感を和らげるために、あえてこのような金額に抑えているということですね。

繰り返しになりますが「ボーナス併用払いは危険」という認識が広がる中で、あえてこうしたボーナス併用払いの効果を説かれると新鮮に響きますね。しかし、そうは言ってもただでさえ不安が多い世の中で、いくら小額でも「ボーナス払い」という不安を抱えたくないという方も少なくないと思います。

そうした方にオススメなのが、ありきたりではありますが、繰上げ返済サービスの活用ですね。繰り上げ返済とは、決められた返済額以上に返済を進めることです。こうしたサービスを活用すれば、最初からボーナス払いを併用すると決めてかかるのではなく、ボーナス時に余裕資金ができたら、繰上げ返済という形で返済することができます。

もちろんいくら繰り上げ返済するかは自由ですから、4万4千円だ、6万7千円だと言わずに余裕資金によっては「44万円」や「67万円」でも、あるいは「4,400円」でも「6,700円」でもかまいません。

あるいは「今回は繰り上げ返済はゼロ」という選択肢も取り得ることができます。

そうしたわけでボーナス払いに一抹の不安を覚える方は繰り上げ返済を積極的に活用するのはいかがでしょうか。

加えてボーナス併用払いにはない繰り上げ返済のメリットをあげるとすれば、繰上げ返済を進めると、支払い利息が削減されるだけでなく、返済期間がどんどん短くなっていくという利点があります。

上記の「2000万円×2%×35年」のケースでボーナス時に4万4千円の繰上げ返済を進めると、ボーナス併用払いと同様に、利息が約115万円削減されることに加え、借り入れ期間もまた4年8ヶ月短縮されます。同額の返済をするのですから、同じ効果が出るのは当然ですが、むしろこちらの借り入れ期間短縮効果の方に魅力的に感じる方が多いのではないでしょうか。

そして繰り上げ返済を進めれば進めるほど返済期間が短縮されるわけですから、より、やる気になりそうですね。

ただしどの住宅ローンでも繰り上げ返済ができるわけではありませんし、繰上げ返済が100万円以上からだったり、手数料が取られるといった残念なケースも散見されます。

やはり、繰上げ返済が

・1円からできて
・いつでもインターネット経由で申し込めて
・手数料が無料

の住宅ローンを選びたいものですね。

当サイトでも人気の新生銀行住信SBIネット銀行イオン銀行等はこの条件に当てはまりますので参考になさってください。

ちなみに上記コラムの筆者の方はタイトルどおりではありますが、ボーナス払いよりも35年の長期返済の方がよっぽど怖いと指摘しています。

これはどういうことかと言うと、仮に35年のローンを組んでしまったときに少しでも返済が滞れば、最長期間である35年で返せなくなってしまうために銀行に救済を申し出るしかないが、仮にそれをボーナス払い等を活用して30年等にしておけば、もし何かあっても「自分の意向だけで返済期間を延長できる」としています。

つまり返済に窮した場合の対応策を自由意志で決められるかどうか、という視点ですが、これはいかがでしょう?

確かに35年から40年に延ばすよりは30年から35年に延ばすほうが容易だとは思いますが、いずれにしても重大な条件変更であり、銀行の救済方法の1つになると思います。場合によっては銀行が拒否する場合もある、ということですね。

その点ではたとえば新生銀行の安心パックのように繰り上げ返済した元本部分はいつでも返済をお休みできるような機能が提供されていれば、本当に「利用者の自由」ということになりますね。

となるとやはり、「ボーナス併用払い」よりも「繰上げ返済の活用」の方がより安全・安心で便利だと言えそうですね。利用する銀行・住宅ローンによりますが・・・。

参考になさってください。

今月、最も金利の低い住宅ローンはどこ? 最新の住宅ローン金利比較はこちら

PAGE TOP

住宅ローン お役立ちコンテンツ

トップページ
New! 2024年4月の住宅ローン金利比較・ランキング
New! 2024年4月のフラット35金利比較・ランキング
住宅ローン金利推移と住宅ローン金利動向について
住宅ローンシミュレーション(シュミレーション)について
住宅ローン審査の9大基準 落ちた理由は?対策は?
最新住宅関連ニュース :
住宅ローンの基本 :
地価動向について
住宅ローン減税/住宅ローン控除について

PAGE TOP

住宅ローン お役立ちリンク

引越し業者一括見積もり
トップページ