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マンション価格、ついに上昇が止まった!?野村不動産調査

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。
2017年10月19日

いつもご案内しているように、上昇を続けているかのように感じる住宅価格ですが実はこうなっております。



上昇しているのはマンション価格ばっかりで、住宅地や戸建て住宅はこの10年間ほぼ上昇していないということですね!ホンマかいな、という気もしなくはありませんが、国土交通省が発表しているものですので、それなりに信頼できる指数ではないかと思います。

ちなみにこの価格指数ですが、なぜか2017年4月から更新が止まっていますね!少し嫌な予感がします。大幅なデータ修正があったり、発表が取りやめになったりしないことを祈っています・・・。

さてそんな価格高騰が気になる住宅価格、そしてマンション価格ですが、気になる調査結果を見かけました。「野村不動産アーバンネット実勢調査第116回 2017年10月1日時点首都圏住宅地価格と中古マンション価格の動向」という長いタイトルの調査で、まず「首都圏の住宅地」については3ヶ月前と比較してこのような結果になったそうです。



抜き出すとこういうことですね。

・値上がり地点 : 7.6%
・横ばい地点 : 82.9%
・値下がり地点 : 9.5%

つまり「首都圏の住宅地」においては、地点数だけを見ると値上がり地点より値下がり地点の方が多いということですね!ただ上記の通り住宅地については全体的にも「値上がりしていない」ということですから、こういったこともあるのかもしれません。

では次に「首都圏の中古マンション価格」はどうなっているかと言うとこうなります。



こちらも抜き出してみます。

・値上がり地点 : 9.6%
・横ばい地点 : 79.5%
・値下がり地点 : 10.9%

この「首都圏の中古マンション」においても値上がりより値下がり地点の方が多いということですね!「住宅地」はともかく、マンションの方が下がるというのは驚きと言えます。前回は「値上がり」の方が多かったわけですからなおさらです。

もしマンション価格が下がり始めたということであれば、住宅業界にとってかなり大きな出来事になるわけですが実際はどうなのでしょうか。

ちなみに今回の中古マンション価格の変動について、地域別に分けるとこうなります。



「地点数」はともかくとして「価格変動率」の平均は0.0%ということで決してマイナスになったわけではなさそうですが、それでも「東京都下」と「神奈川」ははっきりとマイナスですね。3回連続=9か月連続下がっているわけですから、このトレンドはかなりしっかりしたものと言えるのかもしれません。

ただあくまでこれは「野村不動産アーバンネット」の調査となりますのでもう少し他の調査もチェックしてみたいと思います。

残念ながら国土交通省の住宅価格指数は上記の通り更新が止まっているようですので、東京カンテイが発表した「70平方メートル換算の中古マンション価格」の推移はこのようになっています。



首都圏だけを取り上げるとこういった感じでしょうか。

・東京23区 : 頭打ち
・横浜市 : 上昇
・さいたま市 : 上昇
・千葉市 : 下落

「野村不動産アーバンネット」の調査では、神奈川県が下落する一方、千葉県が上昇しておりましたので、その点では差異があるものの、少なくとも東京23区の中古マンション価格の上昇が止まりつつあるように見えるのはやはり「大きな転機」ということになるのでしょうか。

最後に日本不動産研究所が発表している既存マンション=中古マンションの「不動産住宅価格指数」の数字をチェックするとこうなっています。



前月比で見ると、「首都圏総合」と「東京都」の中古マンション価格はこのように推移しています。

・首都圏総合

5月 : −1.02%
6月 : −0.44%
7月 : −0.43%

・東京都

5月 : −1.45%
6月 : −0.86%
7月 : −0.39%

つまりどちらも3ヶ月連続で下落しているのですね!徐々に点と点がつながって線になっているような気がするのは記者だけでしょうか・・・。

ちなみにこの表に含まれない、千葉や埼玉の数字もチェックするとこうなります。

・東京都 : 3ヶ月連続マイナス
・神奈川県 : 7月はマイナス
・千葉県 : 3ヶ月連続プラス
・埼玉県 : 3ヶ月連続マイナス

これまた上記2調査と違う県もありますが・・・いずれにしても高騰を続けてきたマンション価格の上昇がいよいよ止まるのであれば、これからマイホームを購入しようとされる方にとっては良いニュースですね。

暴落するのは困りますが、一方で都心のマンションが「高嶺の花」となってしまうことには賛同できません。マイホームはやはり会社から近いに越したことはありませんからね。

現時点では、こうした断片的なデータをつなぎ合わせて結論を急ぐ気はありませんが、マンションが庶民にも手が届く価格帯に下がってくることを期待したいと思います。

参考になさってください。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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