１１月も末日が近づき、一部の金融機関では１２月のフラット３５／２０の金利を発表しております。今月（１１月）と比較して１２月の金利はこのようになるようです。

・フラット２０金利　：　１．３０％　→　１．２７％　（−０．０３％低下）
・フラット３５金利　：　１．３７％　→　１．３４％　（−０．０３％低下）

わずかに低下するということですね。

ちなみにこのフラット３５／２０の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。

・０．４３％　→　０．４０％　（−０．０３％低下）

来月のフラット３５／２０の金利はこの機構債の金利低下に完全に歩調を合わせたということですね。

ちなみに当サイトの１２月のフラット３５／２０の金利予想はこうでした。

・フラット２０金利　：　１．３０％　→　１．２６％　（−０．０４％低下　※団信込）
・フラット３５金利　：　１．３７％　→　１．３４％　（−０．０３％低下　※団信込）

＞＞＞［2017年12月のフラット３５金利予想］　前月比−０．０３％　フラット３５表面金利１．３４％？

微妙に外してしまいました・・・残念です。

なお足元の長期金利はこのように推移しています。



今年に入ってから落ち着いて推移していることが分かります。これは日銀のイールドカーブコントロールによって長期金利の「上限」がおおむね０．１％となるよう管理されているからですね。過度に金利上昇を警戒する必要はなさそうです。

これまでの長期金利とフラット３５／２０の金利推移はこのようになっています。



この１０月は制度変更によりフラット３５／２０の金利が表面上上昇しましたが、今後は長期金利と同様、日銀によるイールドカーブコントロールが続く限り、今の水準で落ち着いて推移していくことになりそうです。

参考になさってください。

＜日本住宅ローンプランニング編集部＞