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[速報!2019年12月の住宅ローン金利]
三菱UFJ、みずほ、住信SBIネット銀行の金利は?

このページでは、各種報道から判明した来月の大手銀行の住宅ローン金利をまとめます。
2019年11月30日

長期金利は先月の−0.150%から−0.080%へ上昇。


■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)




11月も末日となりました。主要銀行の12月の住宅ローン金利を速報としてご案内したいと思います。

日銀は2018年7月末の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロールによって「−0.1%〜+0.1%」のレンジ内に抑え込んできた長期金利の変動幅を「−0.2%〜+0.2%」に拡大すると発表しました。

これまで長期金利は何度もこの「+0.1%の天井」にトライしてきた経緯がありますので、実質的には「変動幅拡大」というよりは「金利上昇容認」ですね。長期金利は今後0.2%に向かって上昇していくものと思われたわけですが、その後の長期金利はどうなっているかと言うと、最近の動きをチェックするとこのようになっています。



2018年9月までは予想通り上昇していた長期金利ですが翌10月からはハッキリ低下していますね。足元では大幅なマイナス水準まで低下しています!

これは金利が世界的に低下しているのを受けて、ということでしょうね。アメリカの長期金利はこうなっています。



確かに同じように下がっていますね。

ただ一方で足元の動きを見ると、特に日本の長期金利は割と大きく反発していることが分かります。過去1年のグラフを見るとこうですね。



これは世界経済の下押し要因となっていた米中の貿易戦争について妥結の見通しが広がっているためですね。トランプ大統領自身が否定している事からして早期に決まるとは思いませんが、しかし来年の大統領選挙までに決まることは間違いないと思います。

とするとこれから1年は金利が上昇しやすい展開となるのかもしれません。

そうでなくても世界の景気が失速せずに好調を維持するのであれば、いつか金利が再上昇していくのでしょうしね。

そうなると、長期金利の新しい上限である0.2%から逆算すれば、住宅ローンの固定金利もまた+0.3%程度の金利上昇リスクがあるということです。頭の片隅に入れておいていただければと思います。

なお短期金利については引き続き「マイナス水準」が維持されていますので、住宅ローン金利の中でも「変動金利」については今のところ金利上昇を心配する必要はありません。ますます変動金利の人気が広がりそうです。

ちなみに、当サイトでは12月の住宅ローン金利について以下の通り予測しました。

>>>[2019年12月の住宅ローン金利予想] 固定金利は全体的に+0.1%〜+0.2%程度の上昇

12月の住宅ローン金利はタイトル通り「変動金利タイプは据え置き。固定金利タイプは全体的に+0.1%〜+0.2%程度の上昇。」としました。

次に12月のフラット35の金利については以下の通り予測しました。

>>>[2019年12月のフラット35金利予想] 前月比+0.05% フラット35金利1.22%?

具体的にはこうですね。

・フラット20金利 : 1.12% → 1.17% (+0.05%上昇
・フラット35金利 : 1.17% → 1.22% (+0.05%上昇

では実際にはどうかと言うと、先行して発表した金融機関によれば12月のフラット35/20はこういうことのようです。

・フラット20金利 : 1.12% → 1.16% (+0.04%上昇
・フラット35金利 : 1.17% → 1.21% (+0.04%上昇

>>>[速報!2019年12月のフラット35金利] フラット35=1.21%、フラット20=1.16%

どちらも微妙に外してしまいましたね・・・残念です。

では本題に戻って12月の住宅ローン金利情報をまとめていくと、まず大手銀行のプライスリーダーである三菱UFJ銀行の金利はこういうことになります。

◆三菱UFJ銀行の2019年12月の住宅ローン金利(表面金利)

・変動金利 : 0.525% → 0.525% (据え置き)
・10年固定 : 0.590% → 0.690% (+0.10%上昇
・20年固定 : 0.990% → 1.090% (+0.10%上昇
・30年固定 : 1.450% → 1.530% (+0.08%上昇

上記の通り長期金利はハッキリ反発していますが、やはり固定金利についてはいずれも引き上げということですね・・・。

なお上記は表面金利であり保証料(+0.2%)込みではこのようになります。

◆三菱UFJ銀行の2019年12月の住宅ローン金利(実質金利)

・変動金利 : 0.725% → 0.725% (据え置き)
・10年固定 : 0.790% → 0.890% (+0.10%上昇
・20年固定 : 1.190% → 1.290% (+0.10%上昇
・30年固定 : 1.650% → 1.730% (+0.08%上昇

他の大手銀行が追随するのかどうか気になるところですが、みずほ銀行の12月の金利はこうなっています。こちらは最初から保証料(+0.2%)込みの実質金利でいきましょう。

◆みずほ銀行の2019年12月の住宅ローン金利(実質金利)

・変動金利 : 0.825% → 0.825% (据え置き)
・10年固定 : 0.950% → 1.000% (+0.05%上昇
・20年固定 : 1.450% → 1.500% (+0.05%上昇
・30年固定 : 1.370% → 1.420% (+0.05%上昇

こちらもやはり全体的に引き上げです。

最後に当サイトで人気の住信SBIネット銀行の金利はこうなります。

◆住信SBIネット銀行の2019年12月の住宅ローン金利(実質金利)

・変動金利 : 0.428%〜0.457% → 0.428%〜0.457% (据え置き)
・10年固定 : 0.710% → 0.760% (+0.05%上昇
・20年固定 : 1.310% → 1.300% (−0.01%低下
・30年固定 : 1.430% → 1.420% (−0.01%低下

>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちら

意外にも20年固定・30年固定がわずかに引き下げとなっていますね!何か戦略的な意図があるのでしょう。

一方、10年固定については他行同様引き上げとなっています。

なお、住信SBIネット銀行については「三井住友信託銀行の口座開設をすれば金利を0.01%優遇」する制度が提供されており、この制度を利用すれば金利はこうなります。

◆住信SBIネット銀行の2019年12月の住宅ローン金利(三井住友信託銀行の口座開設)

・変動金利 : 0.428%〜0.457% → 0.418%〜0.447% (−0.01%優遇
・10年固定 : 0.760% → 0.750% (−0.01%優遇
・20年固定 : 1.300% → 1.290% (−0.01%優遇
・30年固定 : 1.420% → 1.410% (−0.01%優遇

そうしたわけで12月の住宅ローン金利は、今のところ「変動金利タイプは据え置き、固定金利タイプは0.05%〜0.10%程度引き上げ」と言うことで、当サイトの予測=「変動金利タイプは据え置き。固定金利タイプは全体的に+0.1%〜+0.2%程度の上昇。」は当たらずとも遠からずという感じでしょうか・・・。今後発表される他行の金利もチェックしてみたいと思います。

なお、すでにこれら3銀行の12月の住宅ローン金利は発表されておりますので確定です。

ではここで2015年1月からの長期金利と上記銀行の10年固定金利の変遷を振り返るとこのようになります。



局所局所では違和感のある動きもありますが、全体的には長期金利に連動して推移していることが分かります。

ただ最近は「長期金利の方が動きが大きい」という傾向が出ていますが・・・。

みなさんが12月も最高の住宅ローンに出逢えることを祈っております。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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