※当サイトには広告リンクが含まれています。
コロナ禍で株価が大きく下がりましたので、同じように住宅価格も大きく下がることが期待されたわけですが、実際には住宅価格が下がることはありませんでした。
もちろん地域によっては多少下がったところもありましたが、人気のエリア・物件については引き続き強気の値付けが続いています。もしかするとステイホームによって家への関心が高まったというのはあるのかもしれません。
加えて消費が瞬間蒸発したことにより全体的に見れば家計の貯蓄は大きく増加しています。将来不安があまりない世帯ではこのタイミングで家を買おうかと思われる方もいそうではあります。
では実際のところ住宅価格がどのように推移しているかと言うと、国土交通省が5月に発表した不動産価格指数はこのようになっています。
確かに上昇しているわけですが、中でもマンション価格の上昇率は圧巻ですね・・・。
他方で住宅地や戸建て住宅については「わずかに上昇」と言ったところでしょうか。
地域別に見るとこうなっています。
「前月比」で見る必要はあまりないかもしれませんが、全体的に見ればマンション価格>戸建て住宅>住宅地といった形の上昇率になるでしょうか。
この数字だけを見るとやはり「マンションより戸建て住宅」という気がしますが、マンション価格は一体いつまで上がり続けるのでしょうねぇ。
記者にはもはや想像もつきません。
日銀がどうがんばっても起こせないインフレが、マンション価格にだけはしっかり起きているのは興味深いです。
他人事ではありませんが。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>