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最も住宅ローン金利が低くなる新総理は誰?

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。
2021年9月20日

今月、自民党の総裁選が実施されますが、菅総理の総裁選出馬断念により、新しい総理が決まることが確定しました。

候補は皆さんよくご存知の通り、河野氏・岸田氏・高市氏・野田氏の4人ですね。 世論調査の支持率では河野氏が圧倒的ではあります。



ただ、一筋縄では行かないのが議会制民主主義であって、当然のことながら派閥の意向や議員票が結果に大きく影響してきます。特に今回は

・高市氏:右派
・河野氏、野田氏:中道
・岸田氏:左派

と立ち位置が割とハッキリ分かれているため、議員票は世論調査とは異なる結果となりそうです。個人的には敵が少なそうな岸田氏が優勢と見ていますが結果はどうなるでしょうか。「選挙の顔」と割り切れば一番人気の河野氏が選ばれるのかもしれませんが。

さて有権者としてはそれぞれ好き嫌いがあるかと思いますが、住宅ローン利用者としてはシンプルに「なるべく低金利が継続する総理」が良いということになります。では一体誰が「低金利が継続する総理」となるのでしょうか?

ポイントとしては2つあって、まず1つ目は「今の金融政策=異次元緩和」を続けるのかどうかという点です。

バブル崩壊以降、日本の金利がなぜ低下を続けているかと言えば、一義的には

・少子高齢化により構造的に低成長が続いているから

であり、そうした状況を改善するために

・日銀が金融緩和を拡大してきたから

だと言えます。特に2013年からの「アベノミクス&異次元緩和」による金利低下は見事でした。金利はもはやマイナス水準を行ったり来たりしていますからね。



そうしたわけでこの異次元緩和を続けるのかどうかが1つ目のポイントです。

2つ目は景気が十分に回復し、インフレ率が2%を達成できるかどうかです。

現在の異次元緩和は未来永劫続くわけではなく、終了する条件は明記されています。何かと言えば「インフレ率が安定的に2%を達成できた時」ですね。

今のところインフレ率は0%前後をウロウロしており、2%に到達する様子は全く見えませんが、新しい総理になって景気が一気に上向き、物価が大きく上昇するようなことになれば、いよいよ異次元緩和は終了し、金利は上昇に向かうことになります。



そうしたわけで変な書き方となりますが、「2%の物価目標が達成できずに金融緩和を続けるかどうか」が2つ目のポイントとなります。

その観点から4候補の政策を俯瞰するとこうなります。



・・・野田氏の政策が紹介されていないのはご愛敬ですが、野田氏が当選する確率は限りなくゼロですので恐縮ながら割愛させていただき、3氏の政策を上記2ポイントで整理するとこうなります。

<異次元緩和を続けるのかどうか>

・岸田氏:○
・高市氏:○
・河野氏:△

河野氏は「2%物価目標達成は難しい」として異次元緩和に距離を置いていることが分かります。その点では河野総理となれば異次元緩和が軌道修正され、金利が上がる可能性は十分あります。

<2%の物価目標が達成できずに金融緩和を続けるかどうか>

・岸田氏:○
・高市氏:△
・河野氏:△

高市氏はバラまきを強く宣言しておりますので、一時的に景気が回復し、結果的に物価が2%を超え、「異次元緩和終了!」となる可能性はゼロではありません。バラまきを続ければ、政府債務が増え、格下げ→金利上昇圧力を受けるシナリオも考えられます。

他方で岸田氏は財政再建の旗を下さないと述べていますし、「分配」を志向するのであれば結果的にどういう形であれ富裕層増税に踏み出すものと思われます。同じく分配を志向するアメリカのバイデン政権が増税を計画しているのが象徴的です。

とすると景気がここから大きく回復することはなく、結果的に今の金融緩和が続いていくことになるのでしょうね。

河野氏もバラまきを志向しているわけではないと思いますが、ただ物価が2%を超えることはなくても、金融緩和の弊害が出てきた時に軌道修正する可能性があるのは申し上げた通りです。

そのように考えると「今の低金利が継続」し、最も住宅ローン金利が低くなる総理は「岸田総理」と言う事になりそうです。

多少金利が上がっても景気が回復した方が良い、という指摘もあるかもしれませんが・・・。

参考になさってください。

<日本住宅ローンプランニング編集部>

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