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11月も末となり、一部の金融機関では12月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(11月)と比較して12月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.48% → 1.43% (−0.05%)
・フラット35金利 : 1.96% → 1.91% (−0.05%)
来月はフラット20もフラット35も下がるということですね。
このフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・1.18% → 1.11% (−0.07%)
来月のフラット35/20の金利変動は、今月の機構債の金利変動と歩調を合わせたものですね。
ちなみに当サイトの12月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.48% → 1.43% (−0.05%)
・フラット35金利 : 1.96% → 1.89% (−0.07%)
>>>[2023年12月のフラット35金利予想] 前月比-0.07% フラット35金利1.89%?
今回はフラット20のみですが無事に当たりました。
なお過去3年の長期金利はこのように推移しています。
コロナ禍によって金利が下がるかと思いきや上昇したのは意外でした・・・。
加えて2020年3月に日銀がイールドカーブコントロールのもとでの長期金利の上限を従来の0.20%から0.25%に拡大したこともネガティブサプライズとなりました。
さらには2022年12月、日銀が再び上限を0.25%から0.50%に拡大し、2023年7月には上限が1.0%に引き上げられました!実質的な利上げですね。
本日も0.670%と、先月よりは下がっているものの、以前と比較すればかなりの高水準です。残念です・・・。
今後の金利見通しについては、カギを握るのは金融政策の行方です。インフレ率がこのまま高止まりし続けるのであれば、日銀は再び「実質的な利上げ」にトライしそうですね。
住宅ローンの「固定金利」には上昇圧力となりますのでご注意ください。
ちなみにフラット35/20の金利と長期金利のこれまでの金利推移はこのようになっています。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>