同協会によると、「ホームインスペクターは、シニアが活躍しやすい職種であり、特に建設業界で長く経験を積んだ定年退職者層によるキャリアチェンジの受け皿となる。高まる需要に対して即戦力は不足している」と、制度導入の理由を説明している。昨年の試験合格者を含めて現在、同協会に所属している205人のホームインスペクターの11%がシニア層という。