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4年前の調査では、平屋派が41%、マンション派が39%で拮抗していたが、今回は平屋派が46.9%に増え、マンション派が32.5%に減少した。平屋のメリットとしては、「ワンフロアーで生活できる」「階段の上下移動がない」「庭が楽しめる」「日当たりがよい」「通風が良い」「コンパクトで効率のよい間取りがつくれる」が上位を占めた。
また、暮らしの価値意識は4年前と比べ、堅実と快適性を重視する傾向が見られた。理想の暮らしのトップは「維持管理が楽」で、次いで「光熱費などの生活上の経費が得」だった。2006年調査時に1位だった「健康に配慮し、いつまでも若々しく暮らす」は3位となった。同研究所では、リーマンショックなどの経済危機や年金不安などがより深刻になっているため、と分析している。一方、「温度差のない快適な暮らし」も2006年と比べて14ポイント増加した。
老後の住まいにおける不安点について聞くと、「住まい全体の老朽化」(63%)、「設備の老朽化」(53%)、「地震」(34%)が上位だった。次いで「バリアフリー仕様でない」(33%)、「維持管理にかかる経費」(30%)、「階段の上り下り」(27%)が続いた。
同研究所の倉方恒治所長は、「住み慣れた土地で安心・安全な生活をしたい、老後の生活資金をできるだけ残しておきたいという心理状態が、快適性を前提にコンパクトな間取りで維持管理費や光熱費なども安くすむ平屋支持の増加となって現れたのではないか」とコメントしている。
同調査は2010年8月、インターネットを使って実施した。有効回答は639票。